源氏 物語 北山 の 垣間見 現代 語 訳。 源氏物語『若紫』(2)現代語訳(若紫との出会い・北山の垣間見)

若紫

たいそうだるそうに(お経を)読んでいる尼君は、普通の身分の人とは思えない。 お手紙なども、例によって、御覧にならないというばかりなので、いつものことながらも、ひどくつらい様子のように思われて、内裏にも参内せず、二~三日閉じ籠もっていらっしゃるので、また、「どうしたのだろうか。 上達部(かむだちめ)、上人(うへびと)なども、あいなく目をそばめつつ、 いとまばゆき人の御おぼえなり。 第一皇子は、右大臣の娘の女御がお生みになった方で、後見がしっかりとしていて、当然のように皇太子になられる君だと、世間も大切に存じ上げているのだが、この御子の輝くばかりの美しさとは比べようもなかったので、一通りの形ばかりのご寵愛であって、この若宮の方を、自分の思いのままに可愛がられて、大切にあそばされていることはこの上もない。 ㉓( S )あはれなる人を見つるかな、 かかれば、 この好き者どもは、かかる歩きをのみして、よく、さるまじき人をも見つくるなりけり、 たまさかに立ち出づるだに、かく思ひのほかなることを見るよと、をかしう思す。 443-449。

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源氏物語『若紫/北山の垣間見』現代語訳(4)

上記に含まれない『源氏物語』第三部(及び)についても当初から含める予定であったが 、上記の『新源氏物語』とは別に『新源氏物語 霧ふかき宇治の恋の物語』として雑誌『』において1985年(昭和60年)10月発行の第2巻第10号から1987年(昭和62年)7月発行の第4巻第7号まで22回にわたって連載されたが、同号をもって同誌が休刊したために「宿木」巻の途中までで中断することとなった。 源氏は「夢におつげがあったんです。 垣根越しに覗き見をするところです。 本来なら、これから結婚生活に入るべき女性が、雀の子を召使が逃がしたといって泣いている様子に何を感じればいいのでしょうか。 へ続く. [訳:蓬田(よもぎた)修一] [原文] 日もいと長きにつれづれなれば、夕暮れのいたうかすみたるに紛れて、 かの小柴垣(こしばがき)のもとに立ち出でたまふ。 童べと腹立ちたまへるか」とて、尼君の見上げたるに、 「何事ですか。

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源氏物語『若紫/北山の垣間見』現代語訳(4)

「黒=原文」・ 「青=現代語訳」 解説・品詞分解はこちら 問題はこちら 改訂版はこちら 日もいと長きに、つれづれなれば、夕暮れのいたうかすみたるに紛れて、 日もたいそう長いのに、何もすることがなく退屈なので、夕暮れでひどくかすんでいるのに紛れて、 かの小柴垣(こしばがき)のもとに立ち出でたまふ。 早く早くと待ち遠しくお思いになられて、急いで宮中に参内させて御子を御覧あそばすと、類稀な若宮のお顔だちの良さである。 これをただの作劇術と呼んでいいのでしょうか。 現代語訳(口語訳) 日もたいそう長く手持ち無沙汰なので、(光源氏は)夕暮れでひどく霞がかっているのに隠れて、あの小柴垣の所に出て来なさいます。 名前がいくつか出てきます。 雀はどこに逃げちゃったのかしら。

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源氏物語『若紫/北山の垣間見』現代語訳(1)(2)

」とて立ちて行く。 (2) 清げなる大人二人ばかり、さては 童 わらわ べぞ出で入り遊ぶ。 「何事ぞや。 同じほど、それより下臈(げろう)の更衣たちは、 まして安からず、朝夕の宮仕へにつけても、人の心をのみ動かし、恨みを負ふ積もりにやありけむ、いと篤しくなりゆき、もの心細げに里がちなるを、 いよいよあかずあはれなるものに思ほして、人のそしりをもえ憚らせ(はばからせ)給はず、世のためしにもなりぬべき御もてなしなり。 呉羽長 『富山大学教育学部紀要 A 文科系』第37号、富山大学教育学部、1989年3月 p. 『新源氏物語 3』新潮社、1979年(昭和54年)1月 朝顔から野分まで• 髪ゆるるかにいと長く、目安き人な めり。

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源氏物語『若紫/北山の垣間見』現代語訳(1)(2)

ひどく泣くのを(光源氏が)御覧になるのにつけても、なんとなく悲しい。 少納言の乳母と人が呼んでいるらしいこの人は、きっとこの子の世話役なのでしょう。 中の柱に寄りかかって座り、肘掛けの上に経をおいて、たいそうだるそうに読経している尼君は、官位の低い人には見えません。 春の梅壺に風流をきそう絵合の巻• 少納言の 乳母 めのと とぞ人言ふめるは、この子の 後 うしろ 見 み なるべし。 雰囲気からすると只人には見えない。

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源氏物語の若紫のストーリーを教えて下さい

あらすじと訳 日もたいそう長く手持ち無沙汰なので、光源氏は夕暮れでひどく霞がかっているのに隠れて、あの小柴垣の所に出て来なさいます。 朝晩のお仕えにつけても、周囲に不快な思いをさせて、嫉妬を受けることが積もり積もったせいであろうか、ひどく病気がちになってしまい、どこか心細げにして里に下がっていることが多いのを、帝はますますこの上なく不憫なことだとお思いになられて、誰の非難(寵愛する妃の悪口)をもお構いなさることがなく、後世の語り草になりそうなほどの扱いようである。 『霧ふかき宇治の恋 新源氏物語 下』新潮社、1990年(平成2年)5月 東屋から夢浮橋まで 新潮文庫版• 晩秋源氏は見舞いに訪れるが、尼君はそれから間もなく亡くなってしまう。 801-811。 158-187。 またより広義には、狭義の『新源氏物語』と「霧ふかき宇治の恋」との間に執筆・出版された『源氏物語』の外伝的・パロディ的作品である「私本・源氏物語」シリーズや、1997年から1999年まで36回にわたって行われた田辺の『源氏物語』についての連続講演「田辺聖子の『源氏物語』をご一緒に」を書籍化したもの も含められることがある。 かしこき御蔭をば頼み聞えながら、落としめ 疵(きず)を求め給ふ人は多く、わが身はか弱く、ものはかなきありさまにて、なかなかなるもの思ひをぞし給ふ。

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源氏物語若紫北山の垣間見紫の上の登場小柴垣品詞分解現代語訳(10/14ページ)

髪は扇を広げたようにふさふさとして、顔は(手で)こすってひどく赤くして立っている。 いとあやしきさまを人や見つらむ。 田辺聖子「解説」『田辺聖子全集 第7巻 新源氏物語(上)』集英社、2004年(平成16年)5月、pp. 簾(すだれ)を少し巻き上げて、花をお供えしているようだ。 95-103。 絵画的で映像美にあふれたすばらしいところです。 言ふかひなう ものし たまふ かな。

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源氏物語『若紫/北山の垣間見』現代語訳(1)(2)

立石和弘「『源氏物語』のコミックとキャラクタライズ」 立石和弘・ 安藤徹編『源氏文化の時空』叢書・知の森 5、森話社、2005年(平成17年)4月、pp. 参う上り給ふにも、あまりうちしきる折々は、打橋、渡殿(わたどの)のここかしこの道に、あやしきわざをしつつ、御送り迎への人の衣の裾、堪へがたく、まさなき事もあり。 助動詞: 薄緑のマーカーです 敬語: 緑のマーカーです 係り結び: オレンジのマーカーです。 今日に限って端においでになったことですね。 源氏の君は二条院のお屋敷にお帰りになられて、泣きながら寝てお暮らしになった。 これが後で出てくる『明石の方』のこと。 この場面は、ほぼすべての教科書に採択されています。

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