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カップルでお揃いで身につける結婚指輪のこと。婚姻の証に指輪を交換するようになったのは、一般には紀元1世紀前後、古代ロ-マの時代ではないかといわれている。指輪の「輪」はエンドレスであることから永遠の守護性を意味する。薬指に着ける習慣は古代エジプトに始まると言われている。人間の身体には「愛の血管」というのがあって、これは心臓から左手の薬指にまっすく通っている、とその頃のエジプトでは信じられていた。今もそのロマンチックな言い伝えが信じられている。
ダイヤモンドを使った婚約指輪の一番古い記録は、15世紀頃のオーストリアにある。この頃からヨーロッパの貴族の間では、婚約の時にダイヤモンドの指輪を贈る習慣が流行しはじめた。19世紀以前までは、婚約指輪と結婚指輪の区別はなく、1本のリングに両方の意味合いがあったそう。今日のように、婚約指輪と結婚指輪を別々に贈る習慣になったのは、19世紀末頃からのこと。「ダイヤモンドの婚約指輪」が、今では常識となっているが、この習慣は20世紀初めのアメリカではじまった。南北戦争が終わった後の新興ブルジョア階級の中で流行しはじめたのだそうだ。しかしアメリカの一般市民の間でダイヤモンドの婚約指輪が流行し始めたのは、第二次世界大戦後。その後、流行はヨーロッパに広まり、日本では1970年代以降、急速に広まりを見せた。現在の「婚約指輪は給料の3ヵ月分」というのは、デ・ビアス社が当時の日本人の所得水準から割り出した広告の宣伝文句なのである。
センターストーンがなく、メレ石のみを1列に配列したデザインのリング。ダイヤモンドやルビーなどの石が1列のものを一文字、2列のものを二文字、3列なら三文字と呼ぶ。
リングのアームラインがS字型のもの。指を細く見せる効果がある。
リングの全周にとぎれなく同サイズ、同カットの石を留めたリングで、とぎれることなく並んでいることで「永遠の愛の象徴」と言われる。石が一周しているリングを「フルエタニティ」、半周程度のものを「ハーフエタニティ」と呼ぶ。
横にストレートになったデザインのリング。もっとも一般的なライン。
手の甲のほうに向かってV字形をしたデザインのリング。指を細く長く見せる効果がある。
24金と読み、純度100%のゴールド(純金)を指す。K18(18/24の意)は純度75%のゴールド。
装飾品として使われる、柔らかく加工のしやすい金属。カラットで表記され、24カラット(K24)は純金を指す。一般的なイエローゴールドのほかに、配合する金属の割合でホワイトやピンクやホワイト、グリーン、ブルーなど色もさまざま。
18金にほかの素材をプラスして作られた金のカラーバリエーションのこと。金に混ぜる金属の種類によって色が変わる。例えば、銀の比率が多いとイエロー、銅の比率が多いとピンクに、ニッケルまたはパラジウムを混ぜるとホワイトになる。
金のカラーバリエーションのことで、一般的にホワイト・ピンク・イエローのゴールドを指す。
ピンクゴールド・ホワイトゴールド・純金などのうち、2種類の素材を使ったリングのこと。
ひと粒石を爪で持ち上げ、光が入るように工夫されたセッティング方法。現在、エンゲージリングの代表格になっている6本爪は、ティファニー社が考案したスタイル。ソリティアともいう。
爪を立てずに、石を押さえ込むように留めるセッティング。表面がフラットなため、日常使いにも適している。
アーム部分に小粒のメレダイヤをびっしりと敷き詰めたセッティング。フランス語で石畳の意味。年齢に関係なくつけられるのが魅力で、手元が華やかな印象になる。
台がダイヤを囲うように低く伏せこんであるセッティングで、ダイヤを支える爪がないリング。
もっともスタンダードなダイヤモンドのカッティング。カットされた面から入った光を効率よくダイヤモンドの内部で反射させ、宝石の美しさを最大限に引き出すように、全体で58面の平面でできているのが特徴。最も有名なカッティングスタイル。
ラウンドブリリアント以外のスタイルのカッティングの総称。オーバル、ペアシェイプ、ハートシェイプなどがある。
ハート形になった石のカッティングスタイル。ペアシェイプの上部に切れ込みを入れ、真上からみるとハート形をした愛らしいスタイル。ブリリアントカットの一種。
ブリリアントカットの一種。真上からみると正方形をした、比較的新しいスタイル。カット面が多いため輝きも強い。
楕円形で一方は丸みを帯びていて、もう一方は尖っているカッティングのこと。ブリリアントカットの一種で、真上からみると洋梨や涙のような楕円形をしている。カット面が多いので反射光が多く、形が優しいので優雅な雰囲気に。
かなり縦長の楕円で、端が尖った舟形にカッティングのこと。ブリリアントカットの一種で、真上からみると船のような縦長の楕円形をしている。両端が細くなっていることから、大きな石は爪で補強するなどの工夫が必要。
長方形にカットされたスタイル。ファンシーカットの一種でエメラルドなどのカッティングによく使われる。
上から見て楕円にカットしたスタイル。多数のカット面が光を効率よく反射するブリリアントカットの一種で、最もメジャーなスタイル。ファンシーカットの一種でもある。
ダイヤモンドの形状や仕上げの状態を表す基準。ダイヤモンドの品質を規格化した4Cのひとつで、輝きを左右するカットのグレードを評価する。日本での評価基準はエクセレント・ベリーグッド・グッド・フェア・プアの五段階。ラウンド・ブリリアントカットと呼ばれる円形のスタイルとファンシーカットに大別され、ファンシーカットはさらに細かく分類されている。なお、カットのグレード評価はラウンド・ブリリアントカットのみで、他の形のダイヤでは評価しない。
ダイヤモンドの色味のこと。ダイヤモンドの品質を規格化した4Cのひとつで、無色=Dを最高位に薄い黄色=Zまで23段階に分けられている。日本では無色として評価されているDからFまでが、エンゲージにふさわしいとされていて、指輪のアームがプラチナの場合、H(ほとんど無色)までが無難。
宝石の重さを表す単位のこと。ダイヤモンドの品質を規格化した4Cのひとつで、大きさと思われていることも多いが1カラットは0.2g(直径約6.5mm)。婚約指輪なら0.3カラットくらいが一般的。ただし、ダイヤモンドのプロポーション(形状)によって大きさが違ってくるので注意。
ダイヤモンドの透明度を指したもの。ダイヤモンドの品質を評価する4Cのひとつで、ダイヤモンドの透明度を示す。内包物(インクルージョン)量、大きさ、位置などで判断され、評価は高いものからFL、IF、VVS、VS、SI、Iと11段階で評価される。エンゲージリングなら上から4番目にあたるVSくらいまでで選びたいもの。
ダイヤモンドの品質を評価する基準のこと。ダイヤモンドのグレードを決める4つの基準、カラット(重さ)・クラリティ(透明度)・カラー(色)・カット(カットの精度による輝き)の頭文字をとって、4Cと呼ぶ。ダイヤモンド独自の評価基準でそれぞれに付いたグレードが、価値や値段の目安となる。ただしカットは代表的なラウンドブリリアント以外のカットは評価の対象とならない。
宝石鑑定士が4Cを基準としてダイヤモンドの品質を評価し、等級づけをすることで、それを証明したものを鑑定書という。ただし、鑑定会社や宝石店で発行するため、結果が異なる場合も。よってあくまでも購入の目安にして。
ダイヤモンドリングに添付されてくる鑑定書のこと。形やカット・寸法・カラットなど、9項目にわたって、ダイヤモンドの特徴が表記されているレポート。
宝石内部に含まれる内包物(不純物や気泡)のこと。インクルージョンが少ないほど価値があり、高価。
ダイヤモンドのカットの評価で、もっとも優れたもの。ダイヤは光が内部で屈折して美しい輝きを放つので、カットがとても重要。
宝石を人工的に改良すること。この加工を施すことで、宝石の本来持っている美しさを引き出すため、色石のほとんどがこの方法で処理されている。エンハンスメントが施されたものも、分類は天然石。
1年を12ヵ月で分け、その月々の宝石。身につけると幸運が訪れるといわれている。誕生石の決め方は国によって異なるが、1月はガーネット、2月はアメジスト、3月はアクアマリン・さんご、4月はダイヤモンド、5月はエメラルド、6月はパール・ムーンストーン、7月はルビー、8月はペリドット、9月はブルーサファイヤ、10月はオパール・ピンクトルマリン、11月はトパーズ・シトリン、12月はトルコ石・ラピスラズリ。
エンゲージとマリッジがお揃いで重ねづけできるよう、デザインされたリングのこと。結婚後は2つ重ねてつけるのが正式だが、使用場面で使い分けられるのも魅力。
デザインの注文からすべてオーダーしてリングを仕上げるシステム。世界にひとつしかないオリジナルリングが作れるが、制作期間・コストとも、セミオーダーより高め。オーダーから約1ヵ月ほどで仕上がる。
ルース(裸石)とリング枠を好きなように組み合わせて、枠にルースをはめこんで作るシステム。気に入った石を使って気に入ったデザインで作れることがメリット。ルースの価格と空枠の値段によって価格が決まるため、予算オーバーも防げる。作成には1~3週間かかる。
元々ある指輪を違うデザインに作り替えること。デザインを1からはじめるフルオーダーと、既成の枠を使ったセミオーダーがある。母から譲り受けた指輪をリフォームしてエンゲージリングにすることも可能。
枠に装着されていない、石のみのこと。枠のデザインに関係なく「石」のクオリティや大きさで選べるのが魅力。
地金として人気の貴金属。白色の金属で白金とも呼ばれ、熱や強い変色に強く、希少性がある。強度を保つためにパラジウムなどと合金にする場合が多い。純度は、100%をPt1000と表記し、Pt1000、 Pt950、Pt900、Pt850の4区分で表され、リングの裏側などに刻印されている。リングの場合Pt900=純度90%程度が適当とされる。
通常の18金は75%が金で、残る25%は銀と銅の合金。銀、銅のほかにニッケルまたはパラジウムを混ぜて合金にしたのがホワイトゴールド。ニッケルが多いと強い白に、パラジウムが多いと柔らかい白になる。色は似ているがプラチナとは全く別の金属で、K18WG、K14WGなどと表示される。
ツヤのない、地金の仕上げ方法。サテン仕上げ、ブラッシング仕上げなど、さらにいくつかに種類が分かれる。しっとりと落ち着いた輝きが特徴。
リングの輪の部分をアーム(腕)という。腕・シャンクともいい、毎日つけるならある程度厚みのあるものを選ぶのがおすすめ。リングの印象はアーム、宝石をのせる台である石座、アームを繋げる部分のショルダー(肩)とのバランスでずいぶん変わる。
メインの石以外に使われる石のこと。メインの石を引き立てる役割をもち、メレダイヤのことをいう場合もある。
0.03カラット以下の小さいダイヤモンドのこと。多くは大粒石の周りを飾ったり、パヴェとして敷き詰めたりする。メレを主役にするか脇役にするかの使い方次第で、リングの印象がかなり変わる。
薬品や放射線を使って人工的に着色処理したダイヤモンド。ブルーや濃いグリーンのダイヤのほとんどは着色ダイヤ。この処置をすることを「トリートメント」または「エンハンスメント」ともいい、「天然ダイヤモンド(処理石)」と表記される。
人工着色ではなく、天然の美しい色をもつダイヤモンドのこと。無色のダイヤモンドに比べて産出量が極めて少ないため、希少価値が高く、色の濃いものほど高価。
注目の情報
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